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新宿鮫の最新作、第9弾「狼花」読みました。
あいかわらず面白い。
シリーズを重ねても、内容の水準が落ちないのはたいしたもんだと思います。
欲を言えばですね、日本最大の広域暴力団を利用して外国人犯罪者を一掃しようという壮大な計画が、たった一人のキャリア警察官によって実行に移されてしまうというあたりがですね、ちょっとつらい感じがしましたね。
本当なら、もっとずっと上層部のほうまでちゃんと絡んだ大掛かりな話になってしかるべきだと思うんですが、そうなるとこのボリュームでは到底無理で、上中下3巻みたいになるだろうし、たった一人の鮫島警部だけで解決がつくのかなあ・・・ってことなんですかね。
そんなわけで、このシリーズはいつも、すごく深いところまで病巣が侵蝕していて、そこまでたどっていくのは大変なのかなあと思っていると、意外や表面に近いところですべて解決!みたいな感じがするんですね。
いや、ちゃんと面白いから良いんですよ。
それに、そんなに深く突っ込んでいったら、鮫島警部もただじゃすまなくなって、シリーズ続けられなくなっちゃうだろうし。

で、それだけに、映画にはしやすいんだと思うんです。
一作目の「新宿鮫」は、真田広之主演で「眠らない街 新宿鮫」っていう映画になって、僕はかなり気に入っていたんですが、どういうわけかそれっきり映画にならないんですね。
あの映画を見て以来、本を読んでも、頭の中に出てくる鮫島は真田広之なんです。
誰か、真田広之主演でまた映画撮って下さい。
あ、NHKが館ひろし主演でTVドラマ作りましたが、あれは最悪でしたね。
館ひろしはまったく鮫島に見えません。二度とやらないでください。

作者の大沢在昌は、一つ年下で、塾の文学部中退ってことなので、もしかしたら三田や日吉ですれ違ったことがあるかも・・・なんて勝手に親近感を持っています。
そのわりに、新宿鮫シリーズしか読んでないんですけどね。
でも、このシリーズは本当に面白いです。
まだの方は、やっぱり一作目の「新宿鮫」から始めるのをお薦めします。








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